
今回はヴァイオリン・プロジェクト「千の音色でつなぐ絆」の一環で、ヴァイオリンとのコラボです。
東日本大震災の津波で瓦礫と化した流木で作ったヴァイオリンを、千人のヴァイオリニストが弾き繋ぎながら世界中で演奏します。
ピアノ:北條&ソーサ
ヴァイオリン:城代さや香
第1部
ソナチネ「ラプラタ川のロマンス」第1楽章/グアスタビノ
民謡の主題によるスコットランド行進曲/ドビュッシー
ペール・ギュントより「アニトラの踊り」/グリーグ
スカラムーシュより「ブラジレイラ」/ミヨー
G線上のアリア/バッハ
「迷宮のピアノ」より/木下牧子
夢 、 夢の結果 、 ローラ・ビーチ 、 愉快なシネカメラ
第2部
亡き王女のためのパヴァーヌ/ラヴェル
愛の挨拶/エルガー
タイスの瞑想曲/マスネ
光のリボン/ソーサ・ミゲル
ルーマニア民族舞曲/バルトーク
美しき青きドナウ/シュトラウス
仮面舞踏会より「ワルツ」/ハチャトリアン
ガイーヌより「剣の舞」/ハチャトリアン
アンコールなど・・・
この道 、 祈り
オープニングの「ラプラタ川のロマンス」は初めて聴きましたが、すっごくよかったです

今日の「G線上のアリア」はオルゴールのような、鎮魂歌のような、心にしみる温かいアレンジでした。
「迷宮のピアノ」は今回一番楽しみにしていて、YouTubeで下調べしてました。
元々はコーラスの曲だったそうです。
3曲目の「ローラ・ビーチ」は波の音が聴こえてきそう〜


4曲目の「愉快なシネカメラ」は、私には希望を求めて走り出す銀河鉄道999のようなイメージに感じました

第2部はヴァイオリンとのコラボをはさみながらのプログラム。
このヴァイオリン、3日前にイギリスから戻ってきたばかりとのこと。
ヴァイオリンの音色を聴いていると、あの日の東北の方々の思いを乗せているようで、胸がいっぱいになりました。
本当に素晴らしく力強く美しい弦の響きです

来年の3月11日にはビオラが、そして、再来年の3月11日にはチェロが出来るそうです。
ピアノとヴァイオリンの音色に触れながら、あの日のことをずっと忘れない大切さをあらたにしました。